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学院日記 - 札幌歯科学院専門学校 -

2012/08/27(月) 専攻科 卒後研修セミナー3回目

専攻科
8月25日(土)専攻科卒後研修セミナーの3回目が開催され、終了後に閉講式が行われ、今年度の卒後研修セミナーが終了しました。

歯科衛生士課程
密度の濃い実習タイムでした。多くの受講生が初めて手にするインプラント用のスケーラー操作、取扱いを間違えると刃部が破折しやすい超音波チップ操作、アルミニュウム・ステンレス・チタンの3種類の金属の触感の違いを理解するなど、歯科衛生士の研ぎ澄まされた指先の知力を再確認する内容でした。また、日常行っているラバーカップと研磨剤での歯面研磨など、各自の臨床での操作についても新たな確認ができたのは良かったのではないでしょうか。歯科衛生士としての経験年数は1年未満から30年以上という幅広い28名の方々に受講していただき満足して頂けたセミナーでした。
歯科技工士課程
3回目は前回オペーク塗布まで終了しているメタルフレームに、歯冠色レジンを築盛して形態修正を行い、研磨・完成までとなります。
まずメタルフレームを歯列模型に正確に戻し、頬側歯頸部よりオペーカスデンティンを築盛から開始します。その後に多数のレジンを挟み込んでボディで大まかな外形を回復し、エナメルで完成時の高さとしました。咬合縁とコンタクト部分には不透明部分を作り、歯頸部と咬合面中央部にも一層サービカルトランスを築盛し、エナメルインテンシブで咬合面を覆うように築盛して盛り上げは終了しました。レジン重合後は形態修正となりますが、ここでも短時間で仕上げるための方法を説明されました。
デモのみとなりますが複数歯欠損の場合、ワックスアップから始まり、各歯の連結時の注意点、インデックスの使用法、スキャニングの注意点など、次のステップに繋がる内容となりました。



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