令和元年度 認定こども園・幼稚園・認可保育所フッ化物洗口講習会

 標記講習会が10月29日(火)午後7時から札歯会館大講堂にて開催され、札幌市、江別市の保育園と幼稚園7施設の園長、副園長、看護師など園関係者、嘱託歯科医15名が受講されました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 はじめに北海道保健福祉部健康安全局地域保健課主任技師の高橋 収 氏からフッ化物洗口の基本知識と実践方法についてお話がありました。歯ブラシの届かない狭い奥歯の溝や萌出まもない歯ほどフッ素が有効で、永久歯が生え揃うまで続けて実施することがいいそうです。

 次に、フッ化物洗口の具体的な実施手順について、本会学校歯科担当の高橋修史理事が講演しました。厚別さくらぎ保育園で実際に行われているフッ化物洗口の方法について、フッ化物洗口液作製から後片付け、薬剤の管理、洗口液の保管・管理、フッ化物洗口にかかる費用などの説明がありました。

 最後にフッ化物洗口体験として、殻の半分にフッ化物入り歯磨剤を塗り込んだ卵をお酢に1日入れたものを実際見てもらい、その差を実感してもらいました。

 最後にフッ化物洗口体験として参加者全員が1分間の音楽を聴きながらフッ化物洗口を体験しました。この洗口時に適した音楽は以下からダウンロードできます。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/fusongu.htm

 

 

(清水 健司 記)