平成30年度 学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会

 平成30年11月21日(水)18:30より札医会館にて開催され、高橋 担当理事、大川 委員長が出向いたしました。

 

〇 養護教諭代表から出された意見・質問等は下記の通りです。

 

1)子どもたちへの歯みがき指導にも来校していただき大変ありがたく思っています。

 

→ 健康教育などに関して、学校歯科医にもっと遠慮なく依頼してほしいと回答しました。

 

2)歯科検診で健康診断票に学校医所見を書いていただけない学校があったようです。

 

→ 札幌市の健康診断票の学校歯科医所見欄は、主な項目は○を付けるだけになっておりますので、事前に記録者とよく相談、確認して記入漏れのないように気をつけてください。学校歯科医要綱22ページ参照。

 

3)歯牙破折により、差し歯の治療が必要になった場合、保険適用内(自己負担3割)での治療と保険適用外(自己負担10割)の治療があるようですが、どのような違いがあるのでしょうか。保険適用外になると、学校で入っている保険(スポーツ振興センター)が適用外になってしまうので、違いを教えていただきたいです。

 

→ 日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の医療費給付、障害見舞金給付について、及び保険診療と自費診療の違いについて簡単に説明いたしました。災害共済給付制度の詳細につきましては学校歯科医要綱61ページ、日本スポーツ振興センターの「学校安全Web」(https://www.jpnsport.go.jp/anzen/)をご覧ください。

 

 

(大川 晋一 記)