平成29年度 学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会

 平成29年11月29日(水)18:30より札医会館にて開催され、高橋 担当理事、大川 委員長が出向いたしました。

 

〇 養護教諭代表から出された意見・質問等は下記の通りです。

 

1)手袋のまま、児童の口の中に指を入れての検診は、一人ひとり消毒液やタオルを交換することができないので衛生面で心配なのですが、いかがでしょうか?

 

→ 学校歯科健康診断の現場では、水道が近くにあり、すぐに手洗いのできる環境はほとんどないと思われます。グローブをしていても、口腔内を手指で触れることは極力避けてください。やむを得ず触れてしまったときは、流水で手を洗う、もしくはグローブを交換して消毒し、よく乾燥してから次の検診に取りかかってください。

 

2)学校歯科医の先生から保護者向け講演会のお申し出があり、PTAと連携して開催する予定で、大変ありがたく思います。

 

→ 担当校から依頼、打診があった場合には、積極的に学校歯科保健活動に参加しましょう。こちらから健康講話などの提案を行う場合には、学校側では職員会議にかけ次年度の事業計画に組み入れる必要がありますので、前年度のなるべく早い時期に申し出てほしいとのことです。

 

3)最近、食後30分は歯磨きをしない方が良いという説がありますが、どうなのでしょうか?

 

→ 通常は、食後すぐにブラッシングをしても問題ないと思われますので、深く考える必要はないとお答えしました。

 

日本小児歯科学会の見解はこちら

http://www.jspd.or.jp/contents/gakkai/information/2012_01.html

 

 

 

(大川 晋一 記)