平成28年度 学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会

 平成28年11月30日(水)18:30より札医会館にて開催され、高橋 担当理事、大川 委員長が出向いたしました。

 

〇 養護教諭代表から出された意見・質問等は下記の通りです。学校歯科保健活動に熱心に取り組まれている学校歯科医が数多くおられ、感謝の言葉が多いのは喜ばしいことです。

 

1)歯科検診とは別日にご来校くださり、保健指導を行ってくださいます。児童の健康意識も高まり、大変ありがとうございます。

 

2)今年度より要観察歯COについて、「CO要精検」は「CO要相談」に変更となりましたが、早速対応してくださいました。

 

3)歯科検診で、今年度から歯石を指摘するようになった学校がありました。検診方法としてはいかがでしょうか。

 →「歯肉の状態」の検査で、歯肉炎がある場合に歯石沈着がなければ[1](GO)、あれば[2](G)の判定基準があること、歯石沈着が認められるが歯肉に炎症が認められない者は[0]で所見欄に「ZS」と記入することになっていることを説明しました。

 

4)今年度から、予防処置としてシーラントをしている場合は ○シと記入していただきました。○だと処置済となり、保護者から結果について問合せがくることがあったため大変助かりました。

→シーラントは健全歯として扱い、必要があると思われる場合に補助記号○シを記載することになっていると説明しました。

 

〇 養護教諭に対する意見・要望については、先日行った「学校歯科に関するアンケート」を基に下記のような内容を申し伝えました。

 

1)「熱心」「一生懸命」「積極的」「協力的」「献身的」など好意的な評価が多かった。

2)健康診断の結果を担当学校歯科医に報告していただきたい。

3)転勤の際には細かいところまでしっかり引き継ぎをしていただきたい。

 

 

(大川 晋一 記)