平成25年度学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会

平成25年10月23日(水)札医会館にて開催されました。
〇養護教諭側より以下の質問、意見がありました。
1)ゴム手袋の上から児童の口の中を触り、次の児童も消毒等せずにそのまま触る歯科医の方がいらっしゃるようなのですが、消毒についてどのように考えるべきなのか、また検診を行う上での配慮事項などをお教えいただけないでしょうか?
2)学級閉鎖で検診を受けられなかった子がいた際、別日程を取って検診をしていただくなどの対応をしていただいた学校がありました。温かいご厚意に大変感謝しています。
1)に対して:健康診断の際には、手で口腔内に触れることはできる限り避けてください。やむを得ず触れてしまったときには、次の児童・生徒に移る前に必ず 手を洗ってください。応援の歯科医師にも徹底をお願いいたします。できれば手洗い場の近くで検診するか、それが無理ならば、手指消毒用に塩化ベンザルコニ ウム等の薬液を希釈した消毒液を準備してもらうようにしてください。また、頻繁に手洗いをして消毒液が汚れるようならば、途中で取り替える必要がありま す。
2)に対して:健康診断当日に欠席した児童・生徒の検診を依頼された場合には、快く応じるのが当然と思われます。検診の人数も少ないことから診療所のお昼休み等を利用するのがよいかもしれません。日程については学校側とよく打合せをしてください。
○養護教諭に対する意見・要望について
先日行った「学校歯科に関するアンケート」を基に下記のような内容を申し伝えました。また、アンケートの結果、「学校の受け入れ態勢」について「協力的」と答えた方が98%に上りましたので、その旨お伝えし感謝を申し上げました。
1)欠席者の連絡を含め、検診票がずれたりしないように配慮して欲しい。また、会場での待機中の態度をしっかり指導して欲しい。
2)常日頃から学校歯科医と連絡を取り合い、コミュニケーションに努めてほしい。
3)検査結果の集計が終了したら、速やかに学校歯科医に報告して欲しい。
※養護教諭との懇談会は年1回開催されております。来年度も開催を予定しておりますので、ご意見等ございましたら事務局までご連絡願います。
(大川晋一記)