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学院日記 - 札幌歯科学院専門学校 -

2010/11/16(火) 平成22年度 専攻科公開講座

専攻科
平成22年11月13日(土)午後2時30分より札歯会館5階講堂で、専攻科公開講座(歯科技工士課程)が開催されました。講師に㈲協和デンタルラボラトリー代表取締役(千葉県松戸市)で、歯科技工士の木村 健二先生をお招きし「歯科技工士として、今何を知り、何をすべきか」“Chicago Midwinter Meeting 2010”を訪れてという演題で講演していただきました。当日は歯科医師、歯科技工士、学生を含め114名が参加しました。
講演は各国(ドイツ・中国・アメリカ)のデンタルショーを訪れている先生が、昨年のシカゴで開催されたデンタルショーでの、オールセラミック・プレスセラミック等の最先端の材料と、これから導入される3Dプリンター等の機材を説明されました。また口腔内に使用される金属は貴金属の高騰によって、比較的生態親和性が良いチタンとコバルトが残るそうです。これらの金属やジルコニアの加工はCAD/CAMが主体で、このシステムは日々進化していますが、最終調整には歯科技工士の匠の技が必要であり、そこにはデジタル時代の歯科技工士像がありました。
先生の歯科技工所はデンタルショーの最新情報を基に他社に先んじて機材を導入しており、現在は4台のCAD/CAMを使い分け、インプラント技工を中心として業務を展開されているそうです。そこでCAD/CAMで製作されたインプラントの臨床ケース中から、個々のシステムの特徴と使用上の注意点を解説されました。
講演途中には学生向けに卒業後の心構えなどもお話いただき、モチベーションの向上に繋がりました。受講された方の感想には「新しい知識と技術を知ることができ、今後の方向性に参考になった」とあり、大変有意義な講演会で、盛会のうちに終了しました。





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