10月16日(火)午後7時から札歯会館大講堂にてフッ化物洗口講習会が開催され、札幌市、江別市の保育園と幼稚園5施設の園長、副園長、看護師、嘱託歯科医師16名が受講されました。
はじめに、フッ化物洗口の基本知識と実施方法について、北海道保健福祉部健康安全局地域保健課主任技師の高橋 収 氏が講演されました。北海道は全国平均と比べるとむし歯有病者が多いこと、フッ素がむし歯を予防する仕組み、フッ化物洗口法の具体的な方法、安全性についてわかりやすく解説されました。
次に、フッ化物洗口の具体的な実施手順について、本会学校歯科担当の高橋修史理事が講演しました。厚別桜木保育園で実際行われているフッ化物洗口の方法について詳しくお話しました。
最後にフッ化物洗口体験として、殻の半分にフッ化物入り歯磨剤を塗り込んだ卵をお酢に1日入れたものを実際見てもらい、その差を実感してもらいました。
講演後、参加者からフッ化物洗口導入についての多くの質問がありました。フッ化物洗口法を導入する施設が一つでも増えることを願います。
(堀井 豪 記)