第36回北海道学校歯科保健研究大会

 第36回北海道学校歯科保健研究大会が、10月14日(金)午後1時より北海道歯科医師会館大講堂にて開催されました。今年度の北海道学校歯科保健優良校と歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールの表彰が行われ、その後3題の講演が行われました。

 

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 北海道学校歯科保健優良校は、小学校が10校、中学校が1校表彰されました。歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールでは、7000点近い応募の中から18名の小学生が表彰されました。

 最初の講演は、北海道医療大学歯学部 口腔構造・機能発育系小児歯科学分野助教の大友麻衣子先生による「子供のあごを守ろう!-小児歯科医にできること-」で、小児期の顎関節症や間食、歯軋りなどについてお話されました。

 2題目は北海道教育大学大学院 教育学研究科学校臨床心理専攻教授の佐藤由佳利先生による「現代の子どもを支える学校と社会」で、発達の障害、子供の貧困問題、児童虐待、教員や学校の諸問題などについて講演されました。会場からも活発に質問が寄せられました。

3題目は、北海道医療大学薬学部 実務薬学講座講師の櫻田渉先生による「アレルギー疾患の対応と薬剤師の関わり」で薬学の基礎知識やアレルギー、エピペンなどについて講演されました。どの先生の講演も芸能人にまつわるお話を入れるなどユニークでとても分かりやすい内容でした。

 

 

(堀井 豪 記)