第60回全国学校保健研究大会

 

開催地 群馬県前橋市 群馬県総合スポーツセンター「ALSOKぐんまアリーナ」

平成22年11月18日(木)~19日(金)

 

18日  「全体会」

 

13時~ 開会式・表彰式

開会挨拶に続き、平成22年度文部科学大臣表彰が行われました。

 

14時~  記念講演

「これからの健康教育の展望」 東京大学名誉教授 衛藤 隆先生

 

思春期における日本の子どもの身体状況の統計調査に基づいて、経年的な変化について説明がされ、食習慣や生活環境の変化について、現在の状況について解説されました。

また、平成20年に、学習指導要領が半世紀ぶりに法改正され、「学校保健・食育・学校安全に関して学校全体としての取り組み」が新たにつけ加えられました。特に、「豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実」させるためには学校周囲との連携の必要であり、「エイズや性感染症に対する教育の充実」が明記されました。
最後に、講師の健康教育の展望についてまとめが行われました。

 

19日

 

9時30分~ 課題別研究協議会

 

第7課題 歯・口の健康つくり

 

・生涯にわたる健康管理の基盤となる歯・口の健康つくりの進め方

 

生涯にわたる健康づくりを実践するためには、自分の歯や口の健康に関心を持ち、自分の課題を把握し、解決していくことができる資質や能力を育てることが大切である。そのため、歯・口の健康つくりを目指した学校歯科保健活動の進め方について協議する。

高校、中学校、小学校の研究発表が行われた後に、明海大学・学長の安井利一先生から講義が行われました。以後30分ほど協議が行われ、最後に宇都宮市教育委員会の横嶋 剛氏より、指導助言が行われ協議会が終了しました。