平成20年度 第1回学校歯科医会研修会

平成20年7月26日午後4時より、 TKP札幌ビジネスセンター会議室にて、講師として名古屋市学校歯科医会江場弘和会長、松浦和典副会長をお招きして研修会が行われました。歯科医師38名、衛生士・学校関係者11 名の出席がありました。

 

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講演

「名古屋市学校歯科医会が目指す学校歯科保健について」
名古屋市学校歯科医会江場弘和会長

①名古屋市学校歯科保健の歴史

②学校歯科保健とは
・歯科保健教育……児童生徒に対しては当たり前で保護者・学校関係者にも必要であり、保健所・教育委員会・政治家・歯科医師会にも広げることが必要
・歯科保健管理……健康診断の精度が問題
・歯科保健組織活動……周りを取り込みながら歯科保健教育を広げること

③平成17年より名古屋市学校歯科医会が始めたこと
・歯科健康診断結果のお知らせの変更(CO・GO)
・歯科健康診断の問題点(精度・対策)提起
・フッ素に対する名学歯の考え方……学校でのフッ素洗口必要なし
・事後措置への対応……かかりつけ歯科医へ受診することを強く指導する

④名古屋市学校歯科保健の目的
・より良き歯・口の健康を保持して、口腔保健に高い関心を持つ名古屋市民の育成最後に本当に大切な事は、学校歯科医だけ頑張るのではなく、関わっているすべての者が頑張ること

パネルディスカッション

「名古屋市と札幌市の学校歯科医の現状と意見交換」

パネラー
名古屋市学校歯科医会  江場弘和会長
松浦和典副会長
札幌歯科医師会学校歯科医会
大川晋一常任理事
平山泰志理事

①大川常任理事
札学歯平成13年~平成18年学校歯科医活動報告
・秋の臨時健康診断の実施が1.8%のみ
・70%の学校歯科医は健康診断のみ
・80%の学校歯科医は総会・研究大会等の参加していない
・学校保健委員会には6%の学校歯科医しか参加していない
・学校行事には80%の学校歯科医が参加していない

②江場会長・松浦副会長
・総会へ出席させるには強引さも必要
・学校保健委員会への出席は必要不可欠
・名古屋では学校歯科医に対して活動内容により辞退勧告する場合がある

③平山理事
・定山渓小・中学校の活動報告

最後に学校歯科保健の教育的効果は保護者・地域・教職員等の協力が必要であることを確認して終了