学校歯科医生涯研修制度札幌地区基礎研修会(平成20年度モデル事業)

標記研修会が9月20日.午後3時から6時まで、札幌歯科医師会館5階講堂で開催されました。

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日学歯では、「学校歯科医生涯研修事業」の立ち上げに先立ち、平成20年度は札幌市を含め全国7地区において基礎研修モデル事業を行うことになりました。今回の札幌での開催が、全国ではじめてということもあり、当日の内容は、とても新鮮なものがありました。

募集人数が、50名であったが、参加人数73 名と札学歯の先生方の意欲と熱意にとても感動しました。

研修会の趣旨は「学校歯科医は、歯科医師としての専門性を活かしながら教育者としての資質を備え、積極的に歯科保健活動を推進し、児童・生徒の健康増進 に貢献しなければならない。生涯にわたってその資質の維持と向上に努め、時代とともに変遷する様々な健康課題にも十分対応できる知識と能力を備えること が、学校歯科医の社会的信頼の向上にも繋がる。本研修会は、学校歯科医がその職務を行ううえで、理解していなければならない基本的な事項を習得することを 目的とする。」となっています。

当日は、日本学校歯科医会より、松島悌二会長をはじめ6名の方が、オブザーバーとして視察に来られました。

研修会は稲垣副会長の司会により進められました。

 

挨拶

藤田会長
日学歯 松島会長

説明

日学歯丸山専務
学校歯科医生涯研修制度の成り立ちと認定学校歯科医制度について

研修内容

1、学校歯科保健の基礎概念の講義     紅林副会長
2、学校歯科保健における保健教育の講義  大川常任理事
3、学校歯科保健における保健管理の講義  北山理事
4、学校歯科保健における組織活動の講義  箱木理事

2時間半という長い講義内容でしたが、皆さん、最後までしっかりと聞いてくれました。

最後に受講者には「基礎研修修了証」が渡されました。

参加者からのアンケート

・認定学校歯科医に対する日本学校歯科医会の考え方や方向性が良く理解できた。
・今後、研修などを受講しやすいようにしていただいて、単位を無理なく取得できるようにしていただきたい。
・認定学校歯科医は必要であると思う。