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平成25年度学校歯科委員会行事予定表
- 2013/12/17 火
- 会員のページ > 行事予定表
月 | 主な事業 | 開催場所 | |
---|---|---|---|
4月 | 4日 | 第1回委員会 | 札歯 |
5月 | 2日 | 第2回臨時委員会 | 札歯 |
10日 | 第3回委員会 | 札歯 | |
18日 | 第1回研修会 | 札歯 | |
25日 | 第64回指定都市学校保健協議会前日歯科保健協議会 | 神戸市 | |
26日 | 第64回指定都市学校保健協議会 | 神戸市 | |
6月 | 6日 | 第4回委員会 | 札歯 |
25日 | 第1回歯・口の健康づくり推進指定校連絡協議会 | 札歯 | |
26日 | 第83回日本学校歯科医会総会 | 日歯 | |
7月 | 4日 | 第5回委員会 | 札歯 |
23日 | 学術・広報部会 | 札歯 | |
8月 | 1日 | 第6回委員会 | 札歯 |
21日 | フッ化物洗口講習会打合せ | 札歯 | |
9月 | 5日 | 第7回委員会 | 札歯 |
6日 | フッ化物洗口実施保育園視察 | 友愛北白石 | |
20日 | フッ化物洗口実施幼稚園視察 | 篠路光真 | |
24日 | 札幌市学校保健会理事会・研究部会 | 札医 | |
10月 | 3日 | 第8回委員会 | 札歯 |
8日 | 認可保育園(所)・私立幼稚園フッ化物洗口講習会 | 札歯 | |
17,18日 | 第77回全国学校歯科保健研究大会 | 熊本市 | |
19日 | 第2回学校歯科研修会 学校歯科医生涯研修制度基礎研修会 | 道歯 | |
23日 | 学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会 | 札医 | |
25日 | 第33回北海道学校歯科保健研究大会 | 道歯 | |
25日 | 郡市区歯科医師会学校歯科保健担当理事連絡協議会 | 道歯 | |
31日 | 第29回札幌市学校保健会研究大会 | 札医 | |
31日 | 第9回委員会 | 札歯 | |
11月 | 7日 | 第63回全国学校歯科医協議会 | 秋田市 |
7,8日 | 第63回全国学校保健研究大会 | 秋田市 | |
17日 | 第62回北海道学校保健研究大会留萌(羽幌)大会 | 羽幌町 | |
27日 | 石狩市教育委員会との打合会議 | 札歯 | |
12月 | 5日 | 第10回委員会 | 札歯 |
10日 | 江別市教育委員会との打合会議 | 札歯 | |
1月 | 10日 | 第11回委員会 | 札歯 |
21日 | 札幌市教育委員会との打合会議 | 札歯 | |
29日 | 北海道歯科衛生士会との打合会議 | 札歯 | |
2月 | 6日 | 第12回委員会 | 札歯 |
7日 | 第2回歯・口の健康づくり推進指定校連絡協議会 | 札歯 | |
19日 | 日学歯 加盟団体長会 | 日歯 | |
3月 | 6日 | 第13回委員会 | 札歯 |
26日 | 第84回日本学校歯科医会総会 | 日歯 |
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平成25年度 認可保育園(所)・私立幼稚園 フッ化物洗口講習会
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
認可保育園(所)・私立幼稚園フッ化物洗口講習会が平成25年10月8日(火)19:00より札幌歯科医師会館5階大講堂で開催されました。
事前アンケートに対して参加意向の返答をしてきた園の関係者14名(9園)、嘱託歯科医10名、他10名の計34名の受講がありました。
講習は、1)フッ化物洗口の基本知識について フッ化物洗口の実施方法について、2)フッ化物洗口の具体的な実施手順について、という内容で行われました。
1)フッ化物洗口の基本知識について フッ化物洗口の実施方法について
北海道保健福祉部健康安全局地域保健課医療参事の佐々木健氏によりフッ化物とはどういうものであるか、フッ化物洗口を始めるにあたっての流れや保護者に対する説明などの話がありました。
2)フッ化物洗口の具体的な実施手順について
札幌歯科医師会学校歯科担当理事の大森幹朗先生により調剤指示書の書き方、フッ化物洗口溶液の取り扱い方法などの説明や、すでにフッ化物洗口を行っている幼稚園での具体的な実施方法の話がありました。また、実際の洗口の方法なども実習を交えて説明してもらいました。
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平成25年度第1回学校歯科研修会
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
平成25年5月18日(土)午後3時より、「世界で一番聞きたい健康教育論」と題してモンゴル医科大学客員教授(前岡山大学病院小児歯科講師)岡崎好秀先生を講師としてお招きし、標記研修会が開催されました。
今回の研修会は、市民公開講座として開催したところ、養護教諭や歯科衛生士など会員以外からも多くの出席者にお集まりいただき非常に実りのある研修会となりました。
講演では、イソップ物語の「北風と太陽」のお話を例に出して、歯科における健康教育は患者さん自らが生活習慣を変える必要があるため、「〇〇しなければならない」というような北風型(説得型)の話し方ではうまくいかず、太陽型(納得型)の指導が必要であると話されました。そのためには、大切なことは一方的に教えずクイズにすることや、聞いている方が「ヘエ~! なるほど!」など感嘆詞が出るような内容にすることが効果的で、また知識は知識脳(高等哺乳類脳)に入れるだけではすぐに忘れてしまうが感情脳と結びつけることによって長く記憶に残ると述べられました。
今回の講演でもたくさんの楽しいスライドとクイズ形式の内容で、今後の保健指導にとても役に立つ楽しく、またあっという間の2時間でした。(高野 光彦 記)
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第77回全国学校歯科保健研究大会報告
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
10月17日(木)・18日(金)の両日、第77回全国学校歯科保健研究大会が、熊本県熊本市の市民会館崇城大学ホールと熊本市国際交流会館で開催されました。
メインテーマとして「生きる力」をはぐくむ歯・口の健康づくりの展開を目指してとし、サブテーマとして〈学校歯科保健で取り組む食育と口腔機能の健全な発達支援を考える〉とし研究協議が進められました。
1日目
基調講演 学校歯科保健で取り組む食育と口腔機能の健全な発達支援を考える
「食育と口腔機能」
東京医科歯科大学 名誉教授 黒田敬之
「食育」は決して新しい言葉ではありません。過去の書物を見ると明治の時代から食育は子育てとしつけの基本であったことがうかがえます。単に食育を語るには範囲が広すぎて収拾がつかないので、学校保健の分野で考えると、平成17年に「食育基本法」が制定されてから、給食をいろいろな意味での教材として保健教育のカリキュラムが組まれてきているといえます。そこで「食育」に関連して、摂食行動の窓口を担う顎・口腔系の成長発育並びに総合咀嚼器官としての機能評価を行うというテーマについて講演されました。学校保健での食育の歴史から始まり、学校教育での食育の取り組みについて述べられてから、顎顔面構成要素(歯・歯列・咬合、歯槽骨を含む顎骨)の成長発育と口腔機能の発達について、顎関節の成長発育、総合咀嚼器官としての調和とくに軟組織としての関係、咀嚼能力の検査について講演されました。歯科医から見る食育に関しては、いろいろと難しい面が多々ありますが、歯科医の専門知識を持って学校保健活動にかかわれることが望ましい形だと思います。
「子ども達の発達段階に応じた、情緒的、道徳的側面を組み入れた適切な健康教育指導が今後の学校歯科における重要な案件になると信じている」として講演が終了しました。
シンポジウム
学校歯科保健で取り組む食育と口腔機能の健全な発達支援を考える
1.大阪歯科大学小児歯科学講座 教授 有田 憲司
「食べ方」を視点にした食育の意義
~食育はヒトが人間になる過程の重要な支援~
2.東京都中野区立緑野中学校 学校歯科医 田中 英一
学校歯科医 現場の声
3.公益社団 全国学校栄養士協議会 理事 福岡 ちづる
学校給食を「生きた教材」として活用した歯・口の健康づくり
4.熊本県教育庁教育指導局体育保健課課長 平田 浩一
地方行政の視点から
上記の演題で4名のシンポジストからそれぞれの立場で、取り組み事例の報告がありました。。
有田教授のお話では、乳児嚥下から成人嚥下に変化することが他の動物にないハードルであり、食育は呼吸への配慮も重要で姿勢もポイントであることが興味深い内容でした。。
福岡先生のお話では、地元の食材にこだわり、歯ごたえのあるものを生徒に分ってもらってから給食に出して、噛むことの大事さを理解してもらうようにしているとのことでした。
2日目
領域別研究協議会
・保育園・幼稚園部会
1.幼稚園、保育園時期の子ども達の発育の把握と現場での口腔育成に
関する取り組み、調査とその実態報告
2.元気いっぱい・笑顔いっぱい・友だちいっぱいの子どもの育成
~歯みがきで心も身体も健康に~
・小学校部会
1.自分の体に関心をもって、健康づくりを実践していく子どもの育成
~「歯・口の健康づくり」を通して~
2.歯みがきからひろがる豊かな健康づくり
~学校歯科医・家庭・地域と連携した歯科保健活動を通して~
・中学校部会
1.歯・口・食の健康づくりを通した生活習慣のブラッシュアップを目指して
~生徒の健康意識向上のための”つながる”歯科保健活動を考える~
2.生徒が自主的に考え実践する歯と口の健康づくりの推進
~むし歯予防を通して生活習慣病の自主的な改善~
・高等学校部会
1.地域の健康課題を意識した歯・口の健康づくりの進め方について
~天草地区養護教諭部会との連携及び生徒保健委員会の活動を通して~
2.「食」を通して考える自立的な歯と口の健康づくり
~全日制・夜間定時制でのそれぞれの取組み~
・特別支援教育部会
1.よい歯でよく噛みよい体! ~歯・口の健康意識の向上を目指して~
2.本校における「歯科保健教育」の取り組み ~健康的な社会生活を目指して~
各部会では、それぞれ2名の発表者が学校での実践活動についての研究発表がありました。
提言を行う学校ではそれぞれの特色を生かした学校保健活動を行っており、活発な質疑応答が行われていました。
学校歯科保健にかかわる関係者がさらに連携を深め、子供たちの望ましい生活習慣を形成するとともに、様々な健康課題の解決に寄与していくことを目指して閉会しました。(齋藤嘉高記)
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「平成18年~平成24年学校歯科医活動報告書」の総括
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
第64回指定都市学校保健協議会前日歯科保健協議会並びに第64回指定都市学校保健協議会報告
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
平成25年5月25日(土)、26日(日)の両日、神戸市において標記協議会が開催され、藤田会長、大橋担当理事、大川委員長が出向いたしました。
第64回指定都市学校保健協議会前日歯科保健協議会
5月25日(土)午後2:00より新神戸ANAクラウンプラザホテルにて開催され、名古屋、福岡、仙台、北九州、大阪、岡山、相模原、さいたま、神戸、札幌、熊本(オブザーバー)の11都市の歯科医師会または学校歯科医会の参加がありました。
◇
主題「今後の指定都市学校保健協議会 前日歯科保健協議会のあり方」
本協議会は、政令指定都市の学校保健会が主になって持ち回りで開催する「指定都市学校保健協議会」の前日に開催されてきたが、不参加や脱退のため、今後「指定都市学校保健協議会」開催都市の歯科医師会が本協議会に加盟していないという事態がたびたび起こることが予想される。その場合、本協議会の開催が危ぶまれることから、以前よりその対応について継続的に話し合われてきたが、今回は本格的に協議主題として取り上げ、方向性を決めようということになった。
◇
「ここ数年における各都市での学校歯科保健事業の取り組みについて」
まず、各都市から学校保健関連事業の取り組みについての報告が行われた。
その中で、さいたま市からは、埼玉県歯が日学歯の加盟団体になっており、さいたま市歯科医師会は加盟団体ではないので、さいたま市歯科医師会が選定する学校歯科医が日学歯の会員ではないという事態が起こるという問題点が示された。
名古屋市学校歯科医会からは、これまで手作りだったHPを業者に依頼して充実したものにリニューアルしたことが報告された。
大阪市学校歯科医会からは、行政の財政難により、私立幼稚園の民営化など学校歯科保健事業に支障を来す状況が報告された。また、デジタル化による新しいディバイスの開発、導入をすすめ、情報の分析、データの蓄積により各学校歯科医への支援体制を整えるべきとの提言がなされた。
岡山市歯科医師会からは、学校歯科健康診断の「岡山方式」について説明があった。岡山市では毎年5月に私立幼稚園、小中学校の健康診断を同一日の午前中に一斉に行っている。66才までの歯科医師会会員全員の参加を義務づけている。
◇
「今後の指定都市学校保健協議会 前日歯科保健協議会のあり方」
協議では、まず、本協議会を何らかの形で毎年継続開催していく方針が確認された。その上で、開催時期、開催幹事都市、費用の軽減などについて話し合われた。来年度、すでに脱退している横浜市歯科医師会の代わりに協議会を開催することが決まった名古屋市学校歯科医会より、再来年の名古屋市開催以降、幹事都市が空白となる4年間について、「学校歯科医会」として活動している名古屋、大阪、福岡が中心となって運営していく案が出され、来年度、再来年度をかけてその案を軸にさらに具体的に検討していくことになった。
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第64回指定都市学校保健協議会
5月26日(日)午前9:00より神戸市学校保健会、神戸市教育委員会の主催で神戸市看護大学において開催されました。午前中は全体協議会と記念講演、午後からは課題別協議会が行われました。
◇
協議主題 「生涯にわたり、心豊かにたくましく生き抜く力を育む学校保健の推進」
近年社会の変化に伴い、健康の保持増進の観点から早急に取り組むべき新たな健康課題が指摘されている。
21世紀を生きる子どもたちに対して、学校園においては、自分の健康状態に関心を持ち、健康上の課題を見つけ、自ら調べ考え、解決に向かって主体的に行動できるような資質や能力を身につけるための保健教育活動を推進させる必要がある。特に学校は、家庭や地域の関係機関・団体と連携を深め、それぞれの役割分担を明確にし「たくましく生きる力」が育まれるようにコーディネイトしながら相互に支援協力を推進させることが重要である。
本協議会においても、生涯にわたり心身ともにたくましく生きる子どもの育成を目指して、学校保健に関する諸課題について医師会・歯科医師会・薬剤師会等医療関係者や各種団体と学校関係者が研究協議を行い、学校保健の充実発展に資するものとする。
【課題別協議会】
下記の4分科会に分かれて行われ、合計20題の口頭提言がありました。
第1分科会 健康教育 「生涯にわたって健康の保持増進に取り組む子を育てる健康教育」
第2分科会 保健管理 「子どもの健康の保持増進につながる保健管理のあり方」
第3分科会 心の健康 「心の健康づくりをめざす組織体制と支援のあり方」
第4分科会 地域保健 「学校・家庭・地域の連携で進める学校保健活動」
〈歯科関連抜粋〉
第1分科会 No.3
「私の歯・口腔を知ろう」
― 子どもが歯・口腔状態を知り、健康の保持増進につなげるための学校と学校歯科医の取組 ―
境市立東三国丘小学校 学校歯科医 森 純一
歯科指導推進のための取組
(1)歯科衛生士による指導
歯科衛生士は各学校歯科医の診療所に勤務する者を含め多くの人材を集め、事前に講習会を
実施。
(2)堺市歯科衛生士専門学校生による歯科指導
(3)保健センター歯科衛生士による歯科指導
(4)学校園への指導教材の貸し出し
(5)教職員と学校歯科医の研修会
・7月に学校歯科医会主催にて開催。
・各学校の学校保健安全委員会の場で学校歯科医が講師を務め教職員の研修会を開催。
◇
第3分科会 No.2
児童虐待の現状と課題について ~学校歯科医としてどうかかわるか~
横浜市立戸塚小学校 歯科校医 村松 朋彦
①口腔内の外傷(歯の破折や粘膜の損傷等)の放置
②口腔周囲の外傷、全身の外傷
③萌出直後からのむし歯
④多数歯のう蝕罹患
⑤重度のう蝕の放置
⑥きわだった口腔内の不潔
以上のような所見が見られる児童は養護教諭、学級担任に必ず報告する必要があると思われる。最終的には校長の判断で通報することになるが、大切なのは校長一人に任せないということである。ミーティングを学校医、学校歯科医を交えて行うことで、専門的な意見が出て通報しやすい状況が生まれると思われる。
虐待の早期発見には学校の教職員と学校歯科医の連携が非常に大切である。
◇
第4分科会 No.5
歯磨きから始まる歯と口の健康づくり
熊本市立東町小学校 学校歯科医 井手 裕二
熊本市歯科医師会主催で昭和47年に始まった小学校における「歯磨き巡回指導」は、熊本県歯科衛生士会熊本市支部の協力を得て、毎年6月と11月に行われている。指導の際は、ボランティアの8020推進員に染め出し剤の配布や個別指導の支援をお願いしている。また、保護者の参加により理解を深めてもらうようにし、特別支援学級では仕上げ磨きに協力していただく。担当の学校歯科医とその診療所の歯科衛生士にも参加してもらい、個別指導の支援などの協力をお願いしている。(大川晋一 記)
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第33回北海道学校歯科保健研究大会報告
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
平成25年10月25日(金)午後1時より北海道歯科医師会館において、第33回北海道学校歯科保健研究大会が開催されました。会長挨拶の後、平成25年度北海道学校歯科保健優良校および平成25年度北海道歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールの表彰式が行われました。札幌歯科医師会関係では、北海道学校歯科保健優良校として小学校の部から、優秀賞として札幌市立定山渓小学校、HBC賞として札幌市立新琴似北小学校、奨励賞として札幌市立山鼻小学校、努力賞として札幌市立東札幌小学校が、また中学校の部から優秀賞として札幌市立定山渓中学校がそれぞれ選出され表彰を受けられました。表彰を受けられた関係者の皆様おめでとうございました。
その後午後2時より、北海道大学大学院歯学研究科教授の八若保孝先生と北海道医療大学歯学部教授の齊藤正人先生による講演が行われました。
八若先生は、「小児の各種口腔疾患―学校歯科健診での留意事項―」と題して講演され、実際の学校歯科健診の流れに沿って「歯列・咬合」、「顎関節」、「歯垢の状態」、「歯肉の状態」、「歯式・歯の状態」、「そのほかの疾病および異常」のそれぞれの項目において留意すべき事項を具体例を挙げて、また治療法も併せて説明されました。その中でも特に留意してほしい点として「歯の交換の順序がおかしい」ことや、「歯が萌出してこない」こと、および「第一大臼歯(第二大臼歯)の異所萌出」を挙げておられました。
齊藤先生は、「授業を聞くときは口を閉じましょう」と題して講演され、ある小学校での調査によると授業中に口をポカーンと開けている安静時開口の子どもが50%以上おり、さらに口呼吸している小学生は約30%で増加傾向にあるとのことです。また口呼吸は治りにくいことや、鼻呼吸の大切さ、口呼吸の弊害について述べられ、口呼吸を治すには各種筋機能訓練法もありますが大切なのは楽しく明るく有意義な学校生活を過ごすことで表情が豊かになり口の周りの筋肉がついてくることだと話されました。
(高野光彦記)
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第62回北海道学校保健研究大会留萌(羽幌)大会報告
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
「北の大地を生涯を通じて、心豊かにたくましく生きる子どもの育成を目指して」の大会主題のもと、場所によっては白い雪化粧をほどこした11月17日(日)、海と山に囲まれた羽幌町に於いて第62回北海道学校保健研究大会が開催されました。


前日の16日(土)には羽幌町富士屋旅館で、北海道歯科医師会、留萌歯科医師会主催による懇談会が行われました。今大会で表彰される功労者の先生方を囲み、道歯からは会長並びに担当理事、留萌歯科医師会からは会長及び理事の先生方、各郡市区歯科医師会の学校歯科担当役員の先生方と盛大に執り行われました。功労者の先生の貴重な体験やご意見などを拝聴いたしまして、大変意義のある中でも楽しく歓談を行いました。
17日9:30より羽幌町立中央公民館において開会式・表彰式・基調講演が行われました。まず、北海道教育委員会教育長、日本学校保健会会長(代理)、北海道学校保健会会長の主催者挨拶、続いて北海道留萌振興局長、羽幌町長の来賓挨拶がございました。学校保健功労者表彰では、学校医34名、学校歯科医48名、学校薬剤師15名、教職員6名の計103名が授与されました。
基調講演では(前国立感染症研究所感染症疫学センター主任研究官)大阪府済生会中津病院臨床教育部副部長 安井良則 氏が「学校等における感染症対策」という演題で講演されました。感染症対策は感染後の対策ももちろん重要ですが、その予防が最も大事とも言えます。手洗いの励行や、身の回りを清潔に保つなどの日々の生活における予防はもちろんのこと、ワクチンで予防可能な疾患も多いので、予防接種の推奨が望まれます。児童生徒に限らず、教職員も含めて環境を整えて維持していくことや、医療機関との連携の強化など、学校における感染症の発生予防とまん延防止を図る対策方法を教授していただきました。
午後からは部会別研究協議が行われました。私が出席しました第2部会では2つの提言がなされました。1つ目は「啓徳小中学校のフッ化物洗口の取組」と題し、天塩町立啓徳小中学校教頭 中村倫生 先生の発表でした。H23年の12月より留萌管内2校目となるフッ化物洗口をスタートし、今日まで問題なく実施しており、歯科健康診断結果にも反映されているとのことでした。小中学校でフッ化物洗口を開始する前から啓徳保育所にてフッ化物洗口が行われており、その生徒が小中学校にあがってきていることも、スムーズに導入できた要因の一つのようです。また、助言者の苫前町立歯科診療所院長 伊藤修 先生からの助言もあり、安全な実施、薬品の管理は教頭と養護教諭を中心に行い、担任とも連携を密にして行っていることなど成功への秘訣を協議しました。
2つ目の提言は「遠別農業高校の健康教育」~コミュニケーションスキルの育成を目指して~ と題するものでした。人間関係についての理解やコミュニケーションスキルが乏しい状態では、相手を思いやる心が育たず、豊かな人間関係を築くことができない。適切な意志決定や行動ができる能力の向上に努めるためには何が必要なのか協議がなされました。尚、来年度の開催地は恵庭市になります。(辻村祐一記)
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平成25年度札幌市学校保健会第29回研究大会出向報告
- 2013/12/12 木
- -
平成25年10月31日(木)午後3時より、札幌市医師会館5階大ホールにて開催されました。
会長挨拶: 松家治道(副会長代読)
来賓挨拶: 札幌市教育委員会学校教育部長 金山正彦
研究発表(理論部会)
研究主題 児童生徒自らが健康を造りだす実践力の育成
~健全な自尊感情と確かな知識を育む健康教育~
平成22年度から検討されている今期研究では、それぞれの専門性を発揮するために実践部会・理論部会・情報部会の3部会に分れ研究を進めている。今回発表の理論部会では、研究主題の言葉の意味を吟味し、実践力を育成するために必要な理論の構築を行っている。
「健康を造りだす」とは?ヘルスプロモーションの理念をもとに健康を考え、児童生徒自らが改善していこうとできるような教育を行っていく必要がある。「実践力の育成」とは?健康に対する知識、他者の健康や安全に思いやる人間性、それらを実現するための健康や体力の3つを育てていくことが実践力を育成することであり、われわれの目指す姿であると考える。2つの実践発表を行い、研究発表とする。
視点1:「手洗いの学校教育」学校薬剤師会 田中稔泰
寒天培地での培養による手洗いでの、細菌数の減少を眼で見て体験して実践してもらう。
目だった細菌数の減少は見られなかったが、手洗いの重要性は理解してもらえた。洗い場においてある
汚れた石鹸が原因ではないかと思われる。
視点2:「札幌市小中学校の食物アレルギー対策の歴史」学校医協議会 内科学校医 渡辺一彦
平成1年のそばアレルギーの死亡事故から、給食でのアレルギー対策が組織的にとられるようになり、最近では、果物に対するアレルギーが増えている。
アナフィラキシーに対する、エピペンの使用についても説明されました。
研究発表に続き、講演が行われました。
講 演
演題: 「自尊感情が自己治癒力を高めるとき」~臨床教育学の視点から~
講師: 北海道教育大学 大学院教育学研究科 教授 庄井良信
前回の研究会に続き、教育大学の庄井先生に講演をお願いし、自尊感情に関するお話がありました。
学校教育で言われる自尊感情について説明され、人格形成における自尊感情はまず、安心安全の感情があって育まれ、そこから認知、行動になっていくことを説明されました。学校で自尊感情を低下させる諸要因を実例をあげて説明されてから、自尊感情をはぐくみ、自己治癒力を高めるためにはどんな考えや気持ちを持って子どもたちと接していかなければならないかを話されました。
歯科にはまったく関連のないお話でしたが、学校歯科に関わっていると、医療ではなく教育なのだとあらためて思った研究会でした。 (齋藤嘉高記)
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平成25年度学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会
- 2013/12/12 木
- 会員のページ > 活動報告
平成25年10月23日(水)札医会館にて開催されました。
〇養護教諭側より以下の質問、意見がありました。
1)ゴム手袋の上から児童の口の中を触り、次の児童も消毒等せずにそのまま触る歯科医の方がいらっしゃるようなのですが、消毒についてどのように考えるべきなのか、また検診を行う上での配慮事項などをお教えいただけないでしょうか?
2)学級閉鎖で検診を受けられなかった子がいた際、別日程を取って検診をしていただくなどの対応をしていただいた学校がありました。温かいご厚意に大変感謝しています。
1)に対して:健康診断の際には、手で口腔内に触れることはできる限り避けてください。やむを得ず触れてしまったときには、次の児童・生徒に移る前に必ず手を洗ってください。応援の歯科医師にも徹底をお願いいたします。できれば手洗い場の近くで検診するか、それが無理ならば、手指消毒用に塩化ベンザルコニウム等の薬液を希釈した消毒液を準備してもらうようにしてください。また、頻繁に手洗いをして消毒液が汚れるようならば、途中で取り替える必要があります。
2)に対して:健康診断当日に欠席した児童・生徒の検診を依頼された場合には、快く応じるのが当然と思われます。検診の人数も少ないことから診療所のお昼休み等を利用するのがよいかもしれません。日程については学校側とよく打合せをしてください。
○養護教諭に対する意見・要望について
先日行った「学校歯科に関するアンケート」を基に下記のような内容を申し伝えました。また、アンケートの結果、「学校の受け入れ態勢」について「協力的」と答えた方が98%に上りましたので、その旨お伝えし感謝を申し上げました。
1)欠席者の連絡を含め、検診票がずれたりしないように配慮して欲しい。また、会場での待機中の態度をしっかり指導して欲しい。
2)常日頃から学校歯科医と連絡を取り合い、コミュニケーションに努めてほしい。
3)検査結果の集計が終了したら、速やかに学校歯科医に報告して欲しい。
※養護教諭との懇談会は年1回開催されております。来年度も開催を予定しておりますので、ご意見等ございましたら事務局までご連絡願います。
(大川晋一記)
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