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平成23年度学校医(三師会)代表と養護教諭代表との懇談会

 平成23年10月26日(水)WEST19にて開催され、大川 委員長、平山 副委員長が出向いたしました。

 養護教諭代表から出された意見・質問等は下記の通りです。

1)記録者を帯同していただき、大変助かります。校内で対応できる教員が限られているため、今後も帯同していただけるとありがたいです。

※学校歯科健康診断時の記録者の帯同義務は札幌市教育委員会との協議により廃止されました。原則として記録は学校職員が行うことになっています。記録方法についてや、記録者を帯同する場合には人数等について、事前に学校側としっかり打ち合わせしてください。

2)かみ合わせや歯の生え方を細かくチェックしていただき、助かっています。歯みがき指導や保健指導にも来ていただき、感謝しています。

3)12月にも健診を行ってくださり、その際に保護者も同伴して個別指導をしていただいています。

※定期学校歯科健康診断以外にも、保健指導や講話などで学校に出向くことは学校歯科医としてすばらしいことです。また、秋以降に2回目の健康診断を行うことはCO、GOの事後措置としても意味があると思われます。もっと学校に出かけましょう!

4)探針の使用で詰め物がとれた子どもがいましたが、使用について約束事はあるのでしょうか。

※健診は主に視診により行いますが、必要に応じて探針を使用します。探針は、むし歯など歯面を審査するとき、歯面に歯垢が堆積し観察が十分に出来ないとき、またはう窩の窩底および窩壁の軟化歯質の硬さやシーラントの填塞状態を確認するときに用います。使用する探針はとくに先端が鋭利なものでなくても良く、歯軸方向に強い圧を加えず、歯面に沿って水平方向に移動するように使用します。

5)複数で健診していただく場合、健診結果に差が出ることがあります。

※整わない環境の中で診断基準を均一化することはなかなか難しいことではありますが、事前に応援の歯科医師と診断基準についてよく打ち合わせを行い、できるだけ健診医によるばらつきが出ないように努力しましょう。

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